夏の神様

叶えたい 応えたい
背負い込んできたものが
どれだけ重くたって
構わない 押し返してみせるさ

限界だ そのキャパを
何度越えてきたことか
酸素が足りなくて
倒れ込んだ先で
咲く花を知る
まだ負けられないだろう

夏の神様を振り向かせろ
掴め 未来切符
血が滲んだ手と傷む足でも
諦められないだろう
たとえ長い道なき道続いても
辿り着いてみせる
泥混じりの その滴が
夢を照らす光になるまで

情けない 不甲斐ない
アウトになるたびに
焦りが顔を出して
迷いの中 立ち止まってしまったり

悔しさも 苦しさも
一歩前へ行くために
必要な燃料で
走り続けた先で
待つ喜びに
今から会いに行くんだ

夏の神様を振り向かせろ
開け 俺のドア
灼熱の太陽より熱くなれ
燃え輝きたいんだ
たとえ遠く背中見えなくても
追い越してみせる
泥混じりの その滴が
夢を照らす光になるまで

夏の青い空に響かせるんだ
鳴らせ未来の鐘
怖いものなんてない
ぶつかればいい
ここまで越えてきただろう
たとえ苦い結末が運命(さだめ)でも
蹴散らして変えてみせる
雨上がりの 虹のように
終幕(さいご)には流したもの全て笑顔に
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