ubugoe

生々流転な激動の最中 華麗に踊る君を片目で追う
幾重にも輪を描いては消えてく 生まれる前から決まっていた事

物語の始まりを告げる産声にはさ 祝福の歌をあげる
足場がない程の終りの上で君は眠るだけさ

さっきまで居た ここに確かに居た
微かな髪の匂いと 空に響く白い声
泣いて居たのは確かな記憶だ きっと忘れてしまったのは僕の方

明鏡止水な静寂の彼方 綺麗に揺れる君を両手で掬う
螺旋状に弧を描いては消えてく 生まれてすぐ気付いた内緒の事

繋いだその手を離さないで 君と僕が出会い描いた夢の
続きを話そういつまでもさ 明日のためにも聞いてくれよ
幾重にも輪を描いては始まる そんな歌を唄い続けたんだよ
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