欠落カレンドラ

もう何回だっけ
こんな朧気な夜を迎えては眠れないまま
「ごめんね。」という言葉さえ 嘘に聴こえちゃうの
もうそろそろこんな時間だと大袈裟に息を吐く
なんで私だけなんだろう「嫌だ。」
凛とした顔で俯いて人じゃないみたいだ

昨日の丁度今だったっけな
気づかないまま迷路を彷徨ってたんだ
死ぬまでずっとこんな淀んだ世界に閉じ込められたまま
「痛い。」

歪んで砕けてあの頃にはもう戻れない
瞬間的な永遠なんて偽りに過ぎないの
奪って壊して生きる意味なんて何も無い
瞬間的な永遠なんてもう忘れてしまいたいの

「構わないで。」
今日もうらぶれた影は片時も離れないまま
もういっそ消えてしまえたらな
なんて、、、
馬鹿みたいだ。

虚ろな目を擦り付けては嘘に塗れた笑顔で笑ってたんだ
一度だけ一度だけでもいいからあなたの現の姿が
「見たい。」

歪んで砕けてあの頃にはもう戻れない
廃れるだけの猶予なんて私にはいらないの
奪って壊して生きる意味なんて何も無い
恋焦がれた純白なんてもう忘れてしまいたいの

「How low?」 色褪せたこのプロローグは
いつになったら変わるというの

奪って 壊して

歪んで砕けてあの頃にはもう戻れない
瞬間的な永遠なんて偽りに過ぎないの
奪って壊して生きる意味なんて何も無い
瞬間的な永遠なんてもう忘れてしまいたいの
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