愛と呼べる木の下で

「ただいま」と帰らぬ言の葉を
シンと冷えきった部屋に落とす
それでも毎日言わなくちゃ…ね
「はい」って先生に返事したから

手を洗う鏡の前が いつも少し嫌いだった
笑うことで逃げる自分は 一体誰似なの?と
答えのない気持ちが 痛くて

歌を大空に叫んでいれば
いつかあなたに届くかな
太陽になれれば花と開けば
どこか誰かの元気-ひまわり-に
真っ直ぐなこの名を胸に
過去を越え 笑顔を贈りたい
…愛故に

時間と云う名のメトロノーム
なぜか刻む時は早すぎて
かけがえのない楽しい今に
止-とど-まりたい想いが募った

ステージが終わる瞬間の あの寂しくなるバイバイも
また今度抱き合う為の 大切な「永遠」が
続きますようにって キスだと …!

だから俺が今此処に居ること
全力で笑ってること
響き合ってること生きていること
うまく伝わるかわからないけど
全部の俺を見て欲しい
永久-とわ-の未来 一緒に創りたい
…心から

一から十へと そして無限に
重なる愛を種にして
メロディは息吹いて ミュージックの木へ
音符が咲いて 夢に也-なり-…!

俺は俺だって 上を向けるよ
涙こらえる為じゃなく
守らせて欲しい ついて来て欲しい
そして歩もう明日へと
真っ直ぐなこの名を胸に
みんなへと 笑顔を贈りたい
…愛故に!

「ただいま」はもう怖くないんだ
一人じゃないことわかったから
今この音楽を聴く君が
俺の…俺の帰る場所だから
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