just like

僕に限らず
君も同じだろ
そこに留まらず
すすむべきはずだった

色も抜け落ちた花びらに
すがるようにくちづけている

冬の しびれるくらいに
凍りついた部屋のなかで
ふたり 今をしのぐだけに
ゆれる篝火のようで

無理にひきあわず
熱に乱されず
土をならすように
こなしていけるはずだったけども

時に僕たちが
もう明日を誓うには
共に遂げるには
もう少し熟れすぎた

風の匂いを追うのなら
こぼれていく砂は諦めて
せめて

冬のしびれるくらいに
凍りついた部屋のなかで
ふたり今をしのぐだけに
ゆれる篝火のようで

篝火のようで
篝火のようで
×