秋の葉の原っぱで

秋の葉の原っぱで 貴方と出逢った季節は 夜露に夢さえ滲んでいた
黄昏の隅っこで 侘しく堪えた涙が 今さら心を流れていく
いつか終わりが来たら きっと あの場所で 最後に花占いを 約束しよう
好き 嫌い 好き 好きだったの
人ごみの端っこで 虚しく握った拳が 今はもう優しく ほら 手を振る
いつか枯れてしまっても きっと この世界を
私は愛してたから 咲き誇れるの
ありがとう じゃあ また明日
秋の葉の原っぱで 思い出の種を 風に乗せて 届けたいの
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