誰にだって訳がある

どうせ止まってしまう
この心臓に水を与えて
時に走らせ動かしてく私達は
怒って傷ついて泣いて
また怒って笑って恋して
いつまでたっても吹き溢れない
湯を沸かすのだ

ルルラルルラと生活の隙間に
ポツリと落ちている希望を集める

誰にだって訳があって
今を生きて
私にだって訳があって
こんな歌を歌う
全部わかって欲しい訳じゃないけどさ
そういう事だって 言いたいだけ

どうせ止まってしまう
この電車に我が身を預けて
時の流れや 人の波を肌で感じて
こんな風になってみたいだとか
あんな風に愛されてみたいとか
まぶたを閉じて 傷口を抱いて 眠る

ルルラルルラと 聴こえる音楽と
ポツリと落ちてくる涙を数える

誰にだって訳があって
今を生きて
私にだって訳があって
こんな声をしてる
全部わかって欲しい訳じゃないけどさ
そういう事だって 知って欲しくて

誰にだって訳があって
今を生きて
私にだって訳があって
ギターを弾いている
全部わかって欲しい訳じゃないけどさ
そういう事だって 歌いたいだけ
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