双六

いつだって
「真面目すぎな、つまんねぇ奴」って馬鹿にされて
もうこっちはうんざりさ
煮詰まって あとひとつだってとこで 嘲笑いの焦げた匂い
けむりを浴び Uh~ すべて汚れた果てに

あたしの安らぎは雑踏に紛れて
あたしの笑顔は雨に流された
あっちやこっちや行ったって波乱万丈
導かれた先でも
「フリダシニモドリナサイ。」

スイッチが
何でONになってやっと霧が晴れてくれんだろ
もうこっちはぐったりさ
千鳥足の戦士がゆくさ 戦いを挑むため
衒し(まやかし) 手探り 正しいものなどないはずよ

抜け殻になって 空っぽが怖くて 泣かせた愛する人
私これ以上君を待てないの このSOSよ 早く届いて

あたしの欲望は満たされないまま
心の隙間は涙で溢れた
あっちやこっちや行ったって波乱万丈
導かれた先でも

あたしの安らぎは雑踏に紛れて
あたしの笑顔は雨に流された
あっちやこっちや行ったって波乱万丈
辿り着いた先でも
「フリダシニモドリナサイ。」
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