風に舞ってどこまでも
昇ってゆく想いを
眺めていた
悲しいほどに艶やかな
春色に打たれては
ざわめくよう

消えてゆく温度に導かれて
うたかたの時に君を探す

二人は儚い花びらのよう
散りぬる春に美しく
凛と咲き踊る
手のひら佇む約束ひとつ
忘れかた 知らないままに
季節(とき)は過ぎゆく

瞬く隙に

ふわり くすぐる香りが
芽吹く その訪れを
囁いてる
言葉になれないままに
隠れていた想いが
疼いている

明ける夜の静寂(しじま)に待ち焦がれた
かりそめの時に君を探す

二人は眩ゆい木漏れ日のように
たゆたう春に美しく
凛と立ち昇る
手のひら佇む温もりひとつ
忘れかた 知らないままに
季節(とき)は過ぎゆく

幾千 夜を越えても
僕らまた惹かれ合うだろう
紡がれる二人の想いは
ただ永遠(とわ)に続いていく
きっと

二人は儚い花びらのよう
散りぬる春は美しく

二人は儚い花びらのよう
たゆたう春に美しく
凛と咲き踊る
手のひら佇む約束ひとつ
忘れかた 知らないままに
季節(とき)は過ぎゆく

瞬く隙に
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