長崎雨情

もしも彼方がいれば どんな顔するでしょう
稲佐山の夜更けに 心が震える

つらい瞬間(とき)も 優しく笑みを浮かべ
いつも側で 寄り添ってくれた日々

さよならを告げた出島に 思ひ出が香る
ひたひたと降りしきる空 切なさが落ちる
あゝ 長崎 雨の街

もしも彼方の声を 聞いたら惜しむでしょう
七ツ釜巡る度 想い出が浮かぶ

どんな花も あなたの手にかかえれば
いつの日にも 美しく見えました

がむしゃらに生きた西海 未練に満ちる
今更独り気づいても 帰ってはこない
あゝ 会いたい もう一度

もしも私がいれば 名残り惜しむのでしょう
九十九島は宵で 再び会えると

いつの日にも そっと支えてくれた
だけど今は 何も残りはしない

自ら去った故郷から 思ひ出が香る
しとしとと降りしきる空 切なさが落ちる
あゝ 長崎 雨の街

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