青き炎(TVSize)

ふわりとなぞる風は
包む指をすり抜けて
刹那に満ちて欠ける
月が妖しく光る彼方へ

いつか別(わか)つと 定めし空の下
僕らは確かに傍にいる

重ねた時の果てに散りゆくとも
微笑みも 囁きも 震えた背中も
ただ「忘れぬ」と 想う胸に寄せ
見上げし夜を焦がす 青き炎(ほむら)
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