悲劇の炎

誰が裏切りを描くのか
聖なる誓いを立てた者達が
正義を赤く塗りかえ走る
理想という名の 冷たい炎

憧れの陰には 愚かな欲望が渦巻きたがるものさ
すれ違いの果てに 何が起こるのかを
最後まで追いかけろ

戦う その意味わからないと
止めるのは運命に逆らうこと
だから心が破滅歌うなら 従うだけの悲しみ
命捧げて得るのは 絶望なのか?

誰の為に剣を取るのか
いまや確かな想い見失い
忠義の価値貶めて嘆く
伝説焼き尽くす 悲劇の炎

あの頃の誇りが 堕ちて行く訳さえ探るのは無駄なのか
すれ違いの果てが 虚しい勝利でも
最後まで追いかけろ

戦い それしかもう選べない
止められぬ運命を呪うだけか
人の心は変わってゆくものと 醒めた声で語っても
命賭けてみたくなる 嵐の中で

戦う その意味わからないと
止めるのは運命に逆らうこと
だから心が破滅歌うなら 従うだけの悲しみ
命捧げて得るのが この世の絶望なのか?

その背中にいつも憧れ 輝きがまぶしすぎた
もう戻れない定めと 駆け抜ける夜の狭間
燃え上がれ悲劇の炎
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