ラブストーリーは始まらない

「誰より最初に話したかった。」と言って
世界で一番悲しいことを教えてくれたね

今日までこんなに友達と恋の間を
行ったり来たりしてすれ違ってきたけど

思い出も駆け引きも結局は意味ないじゃん
君の1番になれないのなら

ラブストーリーは始まらない
「すごく好きなんだ」と
横顔を街灯が照らしている
つまらない意地なんて張らなけりゃよかったの
私やっぱ ずっと君が好き 気づいたのに

本当はこのあと最後の電車に乗って君と帰るのは
私だったはずなのに

実は出会った頃から好きだって照れる君
「知ってたよ」と私は笑ったりして

ラブストーリーは始まらない
良い子にはなれない
だからその隣の子には勝てない

君が好きなものは私も全部好き
同じものを見つめて 気が合う二人
だけど私なりたい君が見つめる人に

ラブストーリーは始まらない
「すごく好きなんだよ」
本当は私に言ってほしいの

ラブストーリーを終わらせてよ
笑顔で言うおめでとう
胸の奥 涙を流していても
つまらない意地なんて張らなけりゃよかったの
私やっぱ ずっと君が好き 気づいたのに
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