サンテンイチヨン

なんだかんだで一年だ
何が違うか分からない
日々の変化に追いつけない
各駅停車 追いつけない

弱音なんて届かなくてさ
暖かさも忘れちゃってさ

あの日の僕がほら
叫ぶけどもう響かない
あの日の僕がまだ
輝いてる

なんだかんだの一年で
得られたものが分からない
出会いの数だけ嫉妬する
特急列車 間に合わない

会話なんてとうに無くてさ
君の目すら気にしちゃってさ

あの日の僕は今
何も無い 誇れない
あの日の僕にまだ
顔向けできない

綺麗な円なんか描かなくて良い
怯えないで差し出された手だけ掴め
今もずっと探していた様な日々を
なんて笑われるかな

あの日の僕に今
ごめんねを言わなきゃな
変わらない日々ですら
少しだけ変わってた
傍にいる君に今
ありがとうを言わなきゃな
この日が少しだけ
輝いていた

日々の隙間が開くけど
何気ない日も怖くない
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