いつか

赤い夕方 グラウンドに響く
ホイッスルはいつも誰かのスタートです
思い返せば 坂道は多く
今日までの涙 忘れないでいよう

僕ら1人で戦っているわけじゃないから

声が聞こえてくる
もうとっくに聞き馴染んでた
めいっぱいのエールを
勝利の理由にしたくて
いつか 肩を組んで 叫んだ夢は
叶っているでしょうか
全員で見てるゴールを
信じて走り続けていような

水色の窓 グラウンドが見える
教室にはまだ誰かが残ってる
思いやりさえ 知らないふりして
逃げていた そんな日もあったな

僕らきっと強くなっているだろうから

エールと呼ぶにはちっぽけかもしれないと
笑いながらくれた言葉でここまで来れたから

声が聞こえてくる
もうこんなに時が経っていたんだ
「もう1回」と繰り返して
踏ん張ってきた毎日
いつか 肩を並べ 駆け出す日々は
終わっていくでしょうか
最終回はもっと向こうにあって
これからも続いていくんだ

いつか 肩を組んで 叫んだ夢は
叶っているでしょうか
全員で見てるゴールを
信じて走り続けていような
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