北風

つなぐ手にうつむいてた
出会った頃の僕達が
歩いた時間の中で
いったい何をなくしたんだろう

君となら帰り道
冷たい風に吹かれても
真っ赤にかじかんだ手を
重ねれば微笑みあえた

傷つけ合うことなど
僕も君も望んでないはず
なのになぜ交わす言葉
こんなにも冷たい

北風が僕らをつなぐ
最後の指さえも冷やす前に
もう一度探してみよう
二人の帰る道

北風が僕らをつなぐ
最後の指さえも冷やす前に
もう一度探してみよう
二人の帰る道
×