メモリー・バンド

夢見る 季節を 過ぎて
涙も 無視して 泳いだ
リスクの 大きな 仕事も
手ひどく 負けた ときも

共に 悩み 迷って
笑い飛ばして
みんな 文句 呑み込んでいた
一人 一人 走り続けた
走った あとは 飛び立つだけ

君は楽しすぎて泣いた泣き出した
ぼくらには全部分かった
誰にも言えないような哀しみも
大切な秘密の絆になった

いつも 言いたいことを
胸に 秘めてた
それで良かったのかな

ことばで ただ 慰めるより
眼を 見て 分かりあえるのさ
別な 道を 歩くときでも
もし それが さよならでも

君は楽しすぎて泣いた泣き出した
ぼくらには全部分かった
ずっと一緒にいられなくなっても
いつまでも 忘れやしない
ぼくら人生のステージの上には
いつだって全員で並んでいる

君だって

あいつも

あの子も
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