サイエンス≠アドレセンス

「愛がどうってあたし歌いたい」 そんな嘘は歌いたくない
一曲で終わっちゃうような 簡単な情緒じゃない
そんな風に期待されて そんな今日に嫌気差して
アイドルの感情だって 愛嬌が全部じゃない

心なんて不安定でシャボン玉みたいなもの
そうやって鋭いナイフのように
生きれるようなあたしじゃないの 割れてしまうから

案外パッとしない時代の非科学的な
あたしのアドレセンスはナンセンスじゃないって
人生を描きたくて
アインシュタインが解けやしないサイエンスの限界も
超えてみせたいんだって
そうやって理屈で究明しないでよ あたしの思春期を

「勘違いを君はしてない? もう世の中、嘘だらけじゃん」
そうだって言い切っちゃえば 音楽も終わりだ

終わらない愛を歌っていたい その為に愛を売っちゃいない
心臓の一寸だって譲れはしないの 温もりがあるから

今よりもずっと さらにもっと シャボン玉よ飛んで行け
もう独りなんかじゃないとわかった 全ての声を全ての想いを心に乗せて

案外パッとしない時代の非科学的な
あたしのアドレセンスはナンセンスじゃないって
人生を描きたくて
アインシュタインが解けやしないサイエンスの限界も
超えてみせたいんだって
そうやって理屈で究明しないでよ 一切合切を
乱暴に定義で分類しないでよ あたしの思春期を
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