君がくれたもの

長くて辛い夜が 独りではないと感じられた
初めてキミを 心強く思えた

愛してきた街並みが 音を立てて崩れてゆく
ココロの欠片(かけら) 剥がれていく
希望に満ちた夢さえ 黒で塗りつぶされてゆく
あの日々には もう戻れない

ただ生きる事だけで 先など視えず
雲雀のさえずり か弱くも優しくて

君がくれたものは 誰かに寄り添う大切さ
このぬくもりも これから先の愛も
長くて辛い夜が 独りではないと感じられた
初めてキミを 心強く思えた

陰で泣いている君に 微笑みかけたいと願う
一輪の竜胆(のばな) 憂い咲く

欠片を拾い集め ハメ直してく
ボクらの希望と願い 閑(しず)かに込めて

君がくれたものは 誰かに寄り添う大切さ
このぬくもりも これから先の愛も
まるで子供のように 無邪気に笑うキミだから
変わることない 変わらせないよ ずっと
未来まで
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