夢の中で

虹色のサンデイ
「夜明けまで」なんて
嘘ついても君は僕を はなさなかったのに
今更になって醒めていく幻影
数えるたび虚しくなる数字は捨てて

雨の降るハイウェイ
音のない関係
最後の火も灯らないよ 湿りきってしまってる
不意に解けて 空回る左手
今の僕じゃ追いかけられない

呆気ない幕切れ
夢を見てたようだね
あどけない君はもういないの
悲しいけども
UP&DOWN 繰り返し
人は大人になんだね
僕は未だモラトリアム

もう一度だけ
声に出して 僕を呼んで 頬を撫でて
ロマンチックな夜に溶けて
恥ずかしいほど恋をしたね

鈍色の背景 有り得ない永遠
移ろうこと認めないと 何処へも行けないって
わかっていたって 立ち止まる人生
これじゃ誰も僕を救えないよなあ

すべて君のため 今も歌ってるんだぜ
もう自己犠牲も厭わないよ
情けないだろ?
やっぱ魔法なんて
絵本の話だったね
僕は未だ朝を待ってる

呆気ない幕切れ
夢を見てたようだね
あどけない君はもういないの
悲しいけども
UP&DOWN 繰り返し
人は大人になんだね
僕は未だモラトリアム

もう一度だけ
声に出して 僕を呼んで 頬を撫でて
ロマンチックな夜に溶けて
美しいほど恋をしたね

戻れるなら
呆れるほど 君を呼ぶよ 見つめ合うよ
恋をしたこと 忘れないよう 歌を歌おう
夢の中で

忘れないで…
×