World Fragment

あくびしてる間に夜はもう明けて
雨上がりのアスファルト 少し光ってる
いつもと変わらない
だけど何か変わりそうな朝に
始まるストーリー

伝えたい事が 見せたいものが
誰かが歌った小さな恋が
巡り会う時を待ちながら
今日も世界をグルグル回す

この歌がきっと知らない人 知らない事
思いがけない何か繋いでくものだとしたら
なんとなく生きてくのも悪くないけれど
空を飛ぶ魚になって
境界を越えていくよ

時代の流れの風に乗っかって
色んな世界にヒラリと飛んでいく
賑やかな場所で素敵な誰かと出会って
楽しいけれどなんか寂しくて

近すぎて見えなくなってしまった
大事な人や大事な時間
旅先の思い出しまったら
新しい歌 歌えるような気がした

世界中溢れる色や形
思いがけないところで出会い
誰かの残した足跡がまた
孤独な物語を照らしている

君に恋した夏の夜 置き忘れた
言葉がいつか何か繋いでくものだと知って
なんだかんだ生きてくのも悪くないみたい
空を飛ぶ魚はきっと
私を連れていく
遠くへ
思いがけない場所へ
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