殿堂入り

本当の名前も僕は知らないままで君に恋をした 一人行為をした
自分の気持ちに誇りを持つ勇気さえ 君はくれたのさ 心に触れたのさ
なにやらギャップがモテるんだって ファッション誌の薄っぺらい記事
袋とじ 親指で開ける意地 君に注ぐ愛

たまにでいいから思い出してよ
数ある中の一つとしても君への想いに嘘は無いから
僕がいなくても寂しいとか これっぽっちも思わないんだろうな
君は僕の殿堂入りさ

気付いちゃったんだ この恋はまぼろしのようだ
君に触れたくて漕ぎ出した泥の船
恋はカラダに良いんだって ニュースサイトの薄っぺらい記事
袋小路 迷い込んだネズミに君は何を思う?

君のえくぼに水を張って その中で溺れてしまいたいな
息も出来ないほどに好きさ
僕がいなくても楽しいとか これっぽっちも思わないでほしい
君を僕のものにしたい

口に含めば溶けそうなマシュマロのような君と
白い砂浜で戯れたいな 叶うことはないけど

たまにでいいから触れさせて 気持ちなんて無くてもいいから
その5 秒の為に生きる
僕がいなくて困るような君であってほしいだけ
それ以上は求めないよ

たまにでいいから思い出してよ
数ある中の一つとしても君への想いに嘘は無いから
僕がいなくても寂しいとか これっぽっちも思わないんだろうな
君は僕の殿堂入りさ
今も君を見つめてるよ
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