いのちの鎖

あなたの前で 泣きたくないの
こころに決めても こぼれる涙
冷たい世間の 裏道ばかり
ひとりで淋(さび)しく 歩いてきたが
ようやく逢えた ほんとうの倖せに

さがしていたの 夢みていたの
女の真実(まこと)を 捧げる人を
なんにもいらない 優しさだけが
なによりわたしは 欲しかったのよ
ようやく逢えた ほんとうの倖せに

昨日のことは ふりむかないわ
待っててよかった 流されないで
あなたの左手 わたしの右手
いのちの鎖で 結んだふたり
ようやく逢えた ほんとうの倖せに
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