Asian Lullaby

裸足の午後 ふたりでいっしょに
六月の雨の日
夏になれば花をつけるいくつかの種植えた

なにもないひととき
まるまま重ねた やわらかな光と影
なんでもないひととき
ふいにあふれる喜び ぼくらはみつけた

千の国の花 遠い異国の夢
叶えあう いくつもの願いごと
千の国の花 心うるおしながら
しずかに降り続く雨

長い長い旅の途中
八月の甘い水
夏になれば花をつけるいくつかの種

なにもないひとときは
なにもないひとときは
空から落ちてきた贈り物
淡く 淡く重ねる日々
ぐいにあふれる喜び ぼくらはみつけた

千の国の花 遠い異国の夢
捧げあう いくつもの願いごと
この季節の中をどこまでもふたりで
歩きつづけていたい
千の国の花 心うるおしながら
しずかに降り続く雨に満たされて

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