limit

赤くなる空に
君を呼ぶ声が響いたまま

(浮かび始めた星のなか
一晩中探したって
見つからないことを知って)

強く生きれないよ

途切れそうな 声を振り絞って
泣きじゃくる僕を笑った君の
手がすっと触れて“またいつか”って

離れてく足音
夜に溶けていって

“お願い”なんて泣いた声も
呆気なく散って
君はもうここには戻らない
さよならを聞いても
振り切れない僕は今日もまた
君を探してしまうよ

失わずにやり過ごせない事くらい
気づいていて
君が色つけたいつか来るはずの日が
霞んでゆく 消えないで

“お願い”なんて泣いた声も
呆気なく散って
君はもうここには戻らない
さよならを聞いても
振り切れない僕は今日もまた
君を探してしまうよ

君を思い焦がれた今に
涙が溢れ出した
簡単に塗りなおせない日々を
巻き戻せないですか?

“お願い”なんて泣いた声も
呆気なく散って
君はもうここには戻らない
さよならを聞いても
振り切れない僕は今日も
いつも通りに泣いてさ

“また会えたね”なんて
君が笑うのを今日も探してんだ
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