夢幻ノ救憐唱 ~堕チル星ノ調ベ~

審判(さばき)は今 舞い降りた 永久(とこしえ)の楽園(その)に
堕ちる星の調(しらべ)は 鳴り止まない孤独の救憐唱(キリエ)

「古(いにしえ)のこの世に生命(せい)を享けた魔王は
か弱き人を溺愛(あい)し、祝福された。
傷ついた体躯(からだ)で結ばれ、
悲劇に耽(ふけ)る我らの終末(おわり)は…
何処(いずこ)へと向かう羅針盤(みちしるべ)か?」

右腕を映し出す
刻印(しるし)を纏った
誓いのUtopia
甘美なる頂(いただき)
魂のその覚醒(めざめ)
誕生(うまれ)の礎は
刹那の時刻(とき)の中
我が身を引き裂く

ねえ 鼓動が響く 困惑(まよい)の迷路
運命(さだめ)の夢幻(ゆめ)抱きしめ

審判(さばき)は今 舞い降りた 永久(とこしえ)の楽園(その)に
永遠(とわ)の 契約(ちぎり) 言の葉が 映し出す
漆黒(やみ)の静寂(しじま)を 描き出して
堕ちる星の調(しらべ)は 鳴り止まない孤独の救憐唱(キリエ)
御休み

奈落の奥底で 贖罪の陰(かげ)りが
頑なが仇となって 鍵を 消失(なく)した
片翼の堕天使 叫ぶ 鎮魂歌(レクイエム) 我が名を呼ぶ

眞実(まこと)を彩った過去 玉座の物語(ストーリー)
人と悪魔の双剣の中に 誓いの詩(うた)を綴った

lalalalalalalalalalalalala…
瞼が沈む頃に また逢える救いを求めて

ねえ 鼓動が響く 困惑(まよい)の迷路
運命(さだめ)の夢幻(ゆめ)抱きしめ

審判(さばき)は今 舞い降りた 永久(とこしえ)の楽園(その)に
永遠(とわ)の 契約(ちぎり) 言の葉が 映し出す
漆黒(やみ)の静寂(しじま)を 描き出して
堕ちる星の調(しらべ)は 鳴り止まない孤独の救憐唱(キリエ)
終幕(さよなら)
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