softly

まっしろな真綿に抱かれたら
このままどこへ行けなくてもいい
ふるえる背中に 柔らかなのどに
夢とか魔法にも かなわない心地になるの
いつまで こうして 感じること 許されるなら
いつまでだって こうしていたいと
ねがったりするよ

退屈な毎日を 変わっていくわたしと
「なんともない」で ほんのすこし騙したまま
退屈そうにしらんかお 心配しないで
ここにいて 居場所があって

まっしろな真綿に抱かれたら
このままどこへ行けなくてもいい
まどろむ昨夜に 光差す午後に
恋とか痛みとか 追いつかなくなるの
このまま
いつまで こうして いられるなんて わからないけれど
いつまでだって こうしていたいと
思ってしまうよ
いつかは この手で 触れられなくなるんだろうな
柔らかい部屋で起きた出来事 思い出してるよ
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