時という名の岸辺で

めぐり来る春の日に 花は咲くけど
いつまでも花のままで
香ることはないのね
淋しさに 眠れない夜の深さも
瞳(め)をとじて 指を折れば
やがて朝が来るのね
だからめぐり逢い だから信じあい
人は旅をするのね 愛が欲しいから
あゝ流れゆく 時の岸辺で
教えてくれた それはあなた
あゝ流れゆく 時の岸辺で
人生は素晴らしいと

若すぎたあの頃は 許せなかった
お互いの傷あとさえ
今はとてもいとしい
光る星空に 光る過去達(おもいで)に
風よ伝えて欲しい 愛をみつけたと
あゝ流れゆく 時の岸辺で
あなたとふたり 謳いましょう
あゝ流れゆく 時の岸辺で
人生は素晴らしいと

人生は素晴らしいと
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