想い出の扉

夕暮れの街を
急ぐあなたを見た
変わらない横顔が
何故か嬉しくて
声を掛けようとしたけど
やっぱり見送った
想い出の扉
開けるよりも
この胸に中で
温めよう
やさしく…

あの時 最後に
聞いた夢の続き
あれからどうなったの?
少し気にしてる
遠く背中に「元気で」と
心で呟いた
見上げれば 空を
彩る星
それぞれの道を
照らすように
微笑む

星空に抱かれ
私は、今
新しい風と
光の中
歩くの
×