かざぐるま

まるで まるで 夢のような
まぶしい まぶしい時間でした
それは それは 驚くほどに
愛に満ち溢れてた

かざぐるま透かして 歌ってる鳥の声
不思議だね あなたの名前みたいに聞こえるの

明るくなったねと みんなによく言われた
あなたと出逢って変わったの 朝の目覚めさえ

春がすべて開いたように
時はあなたを連れて来て
春の嵐 過ぎると共に
あなたを連れ去って行った

雨だねってつぶやいた 最後の夜 腕枕
ねぇきっとあの時 世界は止まっていたのよ

逢いたいって言葉は 心の中でさえ言わない
逢えないって思い知るから さみしい秘密

まるで まるで 夢のような
まぶしい まぶしい時間でした
つらい時も あなたがいれば
なんだって乗り越えられた

もっと もっと 一緒に居たかった
けれど時の長さよりも
大切なのは二人過ごした
あたたかい日々の色でしょう

まるで まるで 夢のような
まぶしい まぶしい時間でした
それは それは 驚くほどに
愛に満ち溢れてた

いつか逢える きっと逢える
風の中で その日を待つ
若葉染みる まぶたの奥
かざぐるまは 回り続ける
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