マバタキの夢

ありふれたドラマの結末ように
あっけなく終わってしまうのかい?

物語の始まりと終わりは
突然に訪れるのさ

どうってことはない毎日の中で
奇跡は起こっている
なんてことはない一瞬のうちに
この世界は消えてしまう

僕らはマバタキの夢をいつまでも見てる
限りない星を数えたりして
僕の指が触れたのは やわらかい君のどこか

差し出した両手のどちら側に
ハナビラは握られているの?
やっと手に入れたシアワセのピースも
強い風が奪ってしまう

僕らはマボロシの羽でどこまでもゆける
ありえない場所を目指したりして
君の髪を飾るのはアザヤカな愛の花だ

僕らはマバタキの夢を何度でも見てる
終わらないメロディー 口づさんだりして
君の頬を濡らすのは 涙ではなくて雨だ
僕の指が触れたのは やわらかな君のどこか
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