独白

受話器置けば全て終わる
胸を焦がした涙 戻らない
今は 二人寄り添っても
募る孤独に すれ違うだけ

君の為に生きて 君の為に笑う
そんな日に憧れ抱いてた

誰のものでもない君は 君だけ
最初から気づいてた きっと
愛されたくて愛してた 互いに
熱くなる中で冷めながら

何も告げなくてもいいよ
どこかせつない顔が浮かぶから
寒い夜に求めたのは
二人くるまる 暖かさだけ

叶わない願いと 重ねた想いを
ためらいのままに委ねてた

誰のものでもない明日を 見ただけ
最後まで探してた 君を
追い掛けたくて追い詰める 気持ちが
近くなるたびに遠ざかる

誰のものでもない君は 君だけ
最初から気づいてた きっと
愛されたくて愛してた 互いに
熱くなる中で冷めながら
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