未練歌

未練歌…

時に僕は君のその優しさに甘え
自分勝手な思考に身を委ねていました
安定した日常に腹をすかして
甘い刺激を貪りました

道しるべを失い始めて気付いた幸せって奴は
もう遅すぎて不安定な毎日に彷徨っています

未練歌…

隣の芝生は良く見えるなんて
昔の人はうまい事言ったもんだ
足元に咲いてた花を踏みつけて
いったい僕は何を覗きたかったんだろう?

支えが無くなっちまってよろけてる僕を
腹を抱えて後ろ指さしてどうぞ笑って下さい

未練歌…

哀れな僕を許してください
もう一度優しい眼差しむけて欲しい
今宵も一人君の温もり思い出しては
ヒトリアソビに耽っています

若気のイタリじゃ片づきゃしない
君の手の平で泳いでただけだった
明日も偶然逢える事を期待しながら
枕抱きしめ一人オネンネしている

未練歌…
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