「バイバイ」

「バイバイ」また逢えるのかな?
そっと「バイバイ」話しをしようよ
ねぇ消えてゆくのかい?
それにしても外は静かだね

大体 君とこうしてると
いつもたいてい決まって夜が明けるのさ
話してごらんよ それで君の傷が癒えるのなら

スーッと風が吹き 立ち並んだ町の音に気付く

終わらない想い 空見上げて微笑んだ君は
子供みたいに言うんだ
「バイバイ」

冴えない毎日の中
最近聞かない本当の声だってさ
ここに居れば
優しい風が君を想い出させるのさ

さりげない夜の交差点で君に逢いたい
偶然でも必然でもいい
そうあの時の様に
取り止めもなく取り乱したりなんかして

ずっとここに居よう 構わないかい? 僕だって強くないさ

わからない時代 そこに生まれて こうして君の前に立って
だらしないくらい泣いてもいいかなぁ
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