孤独と自由

あなたはその手で 真っ赤な果実を もぎとりかじりつく
それは空を 染める朝焼けの色
初めから知っていたの 楽園なんかないさ いくら探そうとも
見渡す限り 砂埃舞う荒野さ

風は呼ぶだろう 西か東か どっちへ進もうか
真っ青な空 飛ぶ鳥の群れ ただ見上げているよ

孤独はきっと 迷うあなたと
肩寄せあって 並び歩くだろう
いつまでも 一緒に居るよ
自由はきっと 進むあなたの
行く先をずっと 照らし続けるだろう
どこまでだって ゆけるさ

あなたのその胸 真っ暗な気分で 張り裂けそうだよ
それは重く 垂れ込める雲の色
ため息ついても ヤケを起こしても どうにもならないさ
それならいっそ 雨よ激しく 頬を打ってくれないか

悪魔がささやく 伸るか反るか どっちへ賭けようか
真っ白い靴 嵐のなかを 汚れても構わない

孤独はきっと 嘆くあなたを
優しくそっと 抱き寄せるだろう
他の誰でもない あなたを
自由はきっと 叫ぶあなたに
その意味をずっと 問い続けるだろう
わからぬままで ゆくのさ

孤独はきっと ラララララララ
自由はきっと ラララララララ
どこまでだって ゆけるさ
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