ラストワルツ

あてもなき旅へと いざなう星あかり
息をひそめながら 数えるはときめき

昨日 今日 明日 変わらぬものがある
くすんだ石畳 染め上げていく あざやかな光

ああ 時が経てばもう朽ち果てゆくようなカラダなら 脱ぎ捨てて
ひとり 時を止めて ただ想いだけが彷徨う 永遠の旅人

あかりのない夜に 心で見る月は
まぶた閉じてみても まだそこにあるから

昨日 今日 明日 泪は川になる
この星じゃ誰も 淋しがりやで 紅い血をながす

ああ 時が経てばもう忘れられるようなコトバなら 切り捨てて
いっそ 時を止めて ただ未来だけ解き放とう 永遠の旅人

もし夢なら 覚めないままで
ほころんだドレスまとい 最後のワルツ踊りましょう

ああ 時が経てばもう朽ち果てゆくようなカラダなら 脱ぎ捨てて

ああ 時が経てばもう忘れられるようなコトバなら 切り捨てて
いっそ 時を止めて ただ未来だけ解き放とう 永遠の旅人
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