Velvet Touch

君はベッドで眠ってる
月の蒼さに染まりながら

バルコニー 忍び込むのさ
バルコニーから 君をさらうため
ささやいた 微かな寝息
ささやきは風 好きだよ

柔らかな髪 閉じたくちびる
砂丘のようなくびれたライン
ベルベットに触れるようさ

怖い夢でも見ているのか
不意に呼吸が乱れるのさ

出来るなら 忍び込むのさ
もし出来るなら 君の夢の中
守りたい ぼくの剣で
守ってあげるよ 好きだよ

ふるえるまつげ 悩ましい胸
寝返り打った背中のカーブ
ベルベットに触れるようさ

ぼくは眠りの岸に立って
夢の底から抱き上げるよ

目覚めたら 驚かないで
もし目覚めても 微笑みかけてくれ
夜明けまで そばにいるから
夜が明けるまで 好きだよ

柔らかな髪 閉じたくちびる
砂丘のようなくびれたライン
ベルベットに触れるようさ
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