時の葉

旅立つ君に 寂し気に微笑んだ
そばにいて欲しいなんて 言えなかったの

静かに絶えず 時の砂は零れ落ちて
流れてゆく 君のいない場所まで

通り過ぎてく光に 無力さを噛みしめて
それでも消えない 心に積もった愛のカケラ
この暗い星に 一人だとしても
ここにいると 歌えるよ
時を止めるように そっと触れる指

いつか君に もらった手紙にも
こんな日が来るなんて 書いてなかった

冷たい雨にも 立ち向かう勇気握りしめて
“ありがとう”って 君に届く未来へ 進んでいく

通り過ぎてく光に 虚しさに目を伏せて
それでも消さない 心に積もった君のカケラ
この暗い星に 一人だとしても
覚えてると 誓えるよ
時が廻るように そっとほどく指
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