時計でもない

瞼の裏は暗闇の奥に
綺麗なホースをつくった
その入り口から入る
ゆめじゃなく ふつうの意識の表面で

あ、またも
白い葉脈に
身体を重ねて
とける、憂いじゃない、虫でもない

レモンかじって朝を迎えた
君は笑っていた
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