花、闌の時

春の陽の 優しさを 受けて蕾が
枝々に 立ち上がり 競い合いして咲く
誇らしく 芳しく 麗しい姿
君知るや その命 育んだ人
君知るや 慈しみ 心尽くした人
今君は 薄紅に 空を染め上げた
闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな
ご覧 君を 讃えているんだ

抗(あらが)えぬ 運命を 受けて桜の
花びらは 風に乗り 色褪せぬまま飛ぶ
凛として 艶(あで)やかに 舞い散る姿
闌の時 君を 仰ぐ誰もが みんな
ご覧 君を 讃えているんだ
闌の時 人は 我が身に重ね みんな
ご覧 君に 感動するんだ
心に 熱い 涙