諦念プシガンガ

空の彼方にうかぶは雲
嗚呼我が恋愛の 名において
その暴虐の 仕打ちにさえ
もはやただ 甘んじて許す

牛のように豚のように
殺してもいい いいのよ
我一介の肉塊なり
ライラライラライ ライラライラライ
我一介の肉塊なり

空に消えゆくお昼のドン
嗚呼我が恋愛は終始せり
あの泥流の恩讐が
もはやただあとかたもなしや

愕然とする間もなく
腐敗しはじめる
我一介の肉塊なり

ライラライラライ ライラライラライ
我一介の肉塊なり
×