泡色の日々

浮かんでまた消える
今日までの日々、記憶
波に揺られて泡のよう
二度とは戻らない時間(とき)よ

小鳥が水色の
羽を休めている
小さな鼓動が静かに
眠りへ導いてくの

柔らかな
光に包まれ
終わりの
チャイムが聞こえた

ゆっくりと
まぶたを降ろして
おやすみ
明日はどこかへ
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