Last Squall

最後のスコール
心ごと濡れたって流せない
「…愛してる」

夏の終わり 揺れる蜃気楼
君の姿見えた気がした
風が運ぶ 恋の匂い
仰いでも冷めない熱帯夜

鮮やかに色づいてる
もう戻らない煌めき
ずっと私だけが
掬われない金魚のよう
どこにゆけばいいの?

溢れだす涙
あの日のスコールみたい
どうして出逢ってしまったの
止まらない想い
決まってるエピローグ
どうして離れなきゃいけないの
許されない未来ならば
あと少しそばにいたい
最後のスコール
心ごと濡れたって流せない
「…愛してる」

月が浮かぶ夜のはじまり
夢で君に逢えますように
光る星座 遥か彼方
天の川 繋いではくれないの

遠ざかる時は流れ
重なってゆく戸惑い
きっと君のせいだね
救われない金魚のよう
ずっと彷徨ってるの

伝えたい言葉
あの日のスコールみたい
どうして願ってしまったの
気づいてた想い
変えられないストーリー
どうして諦められないの
通り過ぎた過去でさえも
大切に守りたい
突然のスコール
ふたりひとつの傘に隠してる
「…愛してる」

記憶は七色に輝いて
いつかこの空にも
同じ虹がかかるでしょうか

溢れだす涙
あの日のスコールみたい
どうして出逢ってしまったの
止まらない想い
辿り着いたエンドロール
どうして離れなきゃいけないの
許されない未来ならば
あと少しそばにいたい
最後のスコール
心ごと濡れたって流せない
「…愛してる」
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