雪のプラネタリウム

かじかんだ指先が
意地張って悔やんでる
いつもなら君のポケットくるまれてた
ケンカしても胸の扉(ドア)全部
閉じてないよね?
どこかためらいが滲んでる

粉雪は銀河のよう
白いため息の結晶(かけら)
夜空を舞い飛んだ

雪のプラネタリウム
ふたりを包む
ロマンティックなこの刻(とき)を無駄にしないで
特別なんていらない ただそばにいたい
恋したら
さみしさも増えてくの?
君を知らない私には戻れない

「また風邪引くだろ」と
怒ったよに腕を
引き寄せられて「ごめんね」と抱きついた
あの日編んだマフラーいつでも
巻いてくれて
不器用な愛が照れてる

粉雪は銀河のよう
幾千もの願い事
街中に灯すよ

雪のプラネタリウム
手を取り踊る
映画みたいな景色に心がほどける
仲直りするたびに 大事な気持ち…
溢れ出す
誰よりも近い場所
寄り添うままで真っ白な未来(あす)刻もう

雪のプラネタリウム
ふたりを包む
ロマンティックなこの刻(とき)を無駄にしないで
雪のプラネタリウム
肩寄せ誓う…
ときめきがさみしさを増やしても
すべて溶かして 強い愛に変えよう
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