花びら

この気持どこから
やってくるのでしょうか
風が吹くそのたびに
頬がピンクに染まる私よ
それはきっと風のせい
そっと耳打ちするの
夏の終りの潮風よ
心がピンクに染まる私よ
子供じみた遊びなど卒業した
Kissされたあの午後がやきついているの
ひと夏の出来事じゃ
終らない予感なの
20才前はじめての
渦巻く心に風の花びら……

ふしだらな女だと
言われてもいいなんて
一度だって考えたことなど
今までにはなかったの
たくましいその腕に
抱かれてる夢を見る
八月の夕暮れに
心がピンクに染まる私よ
爪をかむくせなんか卒業した
あの人の甘い息感じているのよ

ひと夏の出来事じゃ
終らない予感なの
20才前はじめての
渦巻く心に風の花びら……
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