カイバノネイロ

蹴られた愛が 恐ろしくて
逃げ出したのは空の果て
瞼を閉じたら どこ行こうか
胸の穴隠して

ああ光 届きそうにないね
広がる未知にそっと たどり着いたら
もう一度

がらんどうな身を引きずって
ゆれる灯を 遠く見てた
わからないまんまでも うまく歩けるだろう
世界が色を変えたなら
いつか思いだすのかな
いま忘却の雲を超え

居場所を探して 見知らぬ街
いくつかの想い眺めて
溶け合うこと 恐れて広がる
胸の穴なぞった

ああ何を 手放してきたんだろう
写しが妙にブレて 僕らは笑った?
記憶の底

弾けた心をすくって
寄せ集め 偽られた
不完全な僕らは 手を取り合うのだろう
世界が崩れてしまっても
見失わずいれるかな
いま忘却の雲の下

泣いてるのは あの日と同じ
幼い記憶の欠片
ネイロに満ちて 包みこまれたなら
進めるさ

がらんどうな身を引きずって
ゆれる灯を 遠く見てた
わからないまんまでも うまく歩けるだろう
世界が色を変えたなら
いつか思いだすのかな
いま忘却の雲を超え
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