銀河エクスプレス

君の住む街へ向かう電車から 夕陽に染まる街を見ていた
寂しさを抱いた無口な人達が 駅に着くたび乗り込んでくる

できたての曲を聴かせるよ 誰よりも早く君の元へ

出会いや別れ 希望と挫折 終わる事のない旅は続く
まっすぐ伸びるレールの先に きっと今夜も君が待ってる

この国に生きた沢山の人の 残り香を吸って僕等は生きてる

いつしか命が尽き果てるその時も この風に抱かれ眠りたい

100年後の子供達に 僕は何を残せるだろう?
美しい山 緑の森 眩しい太陽 きらめく海

100年後の子供達に 僕は何を誇れるだろう?
そして君や 愛するものを この身を捧げ守っゆく

もうすぐ君の街へ着く頃 キラキラ銀河が舞い降りてきた
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