遠い夏のイマージュ

夕焼けの七里ヶ浜 潮騒を聴いてた
横顔が語っている あなたの気持ちを探して

ねぇあの頃 何に怒ってたの?
見えない明日に悔しさをつのらせて

Tシャツの肩を抱いた 好きだと告げるかわりに
泣きそうな顔のふたりは 遠い日のイマージュ

さよならも言わないまま あなたは町を出た
この海も変わったのよ 砂浜が狭くなってる

ねぇ今頃 何を目指してるの?
やめないことが情熱だとわかった

ときどきは思いだして 今でも友達だから
この場所で会える気がする 遠い日のイマージュ

水平線を今はどこで見てるの?

不器用な生き方でもあなたらしくいてほしい
過ぎ去った夢は優しい 遠い日のイマージュ
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