Route89

だだっ広い街を砂ぼこりあげ
乾いた空気を纏い走った
どこまで続く?地平線の奥
何かを探し求め来たわけじゃない

もしこの場所に生まれ 違う瞳の色をしていても
たぶんくだらない悩み 同じように重く背負ってる

人間って存在は贅沢なもの
どんな状況にいたって
それなり不満 それなり欺瞞 近道求め
けど意味ある遠回りしたいもんだな

皮肉にまみれすぎた 言葉を誰かに突き刺して
ほんの少し優越感 覚えるような僕に出遭った

不可思議なHEROが騒いでる胸の中
掻きむしり引っ掻いて ソイツ捨てろと言う

きっとこの場所に生まれ 違う瞳の色をしていたら
ちょっとくらいDRYな僕でいて 優しい誰かに愛された?

でもあの街に帰り いつもの日常とけて行ったら
性懲りもなく また湿った生き様をさらし続けるだろう

ソレデイイ ソレモイイ キミデイイ
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