誓いのかけら

校舎を纏う白い雪が ゆっくり解けだす頃
咲くには若すぎる 桜の蕾 僕らの夢
晴れ着を纏う君の横で うまく笑えてるかな
泣くには早すぎる さよならもまだ言ってないのに

僕の心を縫い合わせてくれた 君の笑い声 優しい話し方
返しきれない想いの欠片を 握りしめるだけ

君に会えない春が来るその前に もう一度微笑んで
いつか僕の夢が咲いたら きっと会いに行くから
また1つ 大人になる君へ

いたずらに過ぎてく時間と うまくやっていければ
涙も さよならも 少しくらいなら好きになれるのに

君を迎える明日の世界が 僕のよりも晴れ渡ってます様に
春風にそっと願うよ

憎らしいほど綺麗な桜の下 君を思い出すだろう
ありがとう 数えきれぬ優しさを きっと返しに行くから
さよなら 僕の夢が咲いたら もう一度微笑んで
ありがとう 数えきれぬ優しさを きっと返しに行くから
また1つ 綺麗になる君へ
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